子ども3人の子育て家庭が、資産1000万円を達成するまでに意識したポイントをまとめました。
実感として、最初の1000万円までが最もハードルが高いですが、ここを乗り越えれば「複利」の力で資産形成は加速します。
大切なのは、無理な節約ではなく「仕組みづくり」です。
使いながら貯める: 賢くお金を使いつつ、自然と貯まる流れを作る。
無理な節約はしない: ストレスが溜まる方法は長続きしません。
損をしない工夫: 「少しでもお得に」という小さな意識を積み重ねる。
特別なことは何もありません。誰でも意識を変えて行動するだけで、当たり前にできることばかりです。
今回は、私が1000万円貯めるまでに意識し、行動を改善した具体的な経験をお伝えします。
1. クレジットカードの見直し

まず最初に見直したのが、クレジットカードです。
一般的なカードの還元率は0.5%〜1%ほどですが、当時私がなんとなく使っていた「エポスゴールドカード」が転機になりました。
実はこのカード、基本の還元率は0.5%と一見低めなんです。でも、詳しく調べてみると驚きの事実が!
- 年間100万円の利用で10,000ポイントのボーナスがもらえる
- 「選べるポイントアップショップ」で、よく使う3店舗の還元率が3倍(1.5%)になる(※現在は1%)
これらを組み合わせれば、実質1.5%以上の還元で利用できていると気づいたんです。「意識するだけでこんなにお得になるんだ!」と衝撃を受けたのを覚えています。
そこから一時期は、お得なカードを調べまくる「クレカオタク」になっていたほど(笑)。でも、この見直しが「少しでも損をしない」という今のスタンスに繋がったと思っています。
今や多くの人が使っているキャッシュレス決済ですが、「なんとなく」選んでいませんか? 何をどう使うかで、年間の還元率は0.5%〜1%も変わってきます。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、資産形成においてはこの小さな差の積み重ねが、将来的に大きな金額の差となって現れます。
まずは自分のライフスタイルに合わせて、メインのカードを見直すことから始めてみましょう。
- 三井住友カードゴールドNL
- エポスゴールドカード
- 楽天カード
- イオンカード
他にも次のカードもおすすめです。
- リクルートカード: どこで使っても還元率1.2%という驚異の高還元!光熱費などの固定費決済にも強い味方です。
- JCB CARD W: 39歳以下限定ですが、Amazonやスターバックス、セブン-イレブンでの還元率が大幅にアップします。
大切なのは、「自分の生活スタイルに合ったカード」を選ぶこと。 私のおすすめは、メインカードを1〜2枚に絞り、特定の店舗で強いサブカードを2〜3枚組み合わせて使い分けるスタイルです。
「このお店ではこれ!」と決めておくだけで、意識せずともポイントがどんどん貯まる仕組みができあがります。

2. ネットバンクを利用する

次に改善したのが、銀行の「振込手数料」や「ATMの入出金手数料」です。
1回あたりの金額は数百円と小さいので、ついつい「まぁいいか」と払い続けてしまいがちですよね。でも、当時のわが家の支出を合計してみると、驚くほど大きな金額になっていました。 ネットバンクをフル活用している今となっては、「あんなに無駄な支出をしていたなんて……」と冷や汗が出るほどです。
当時は地方銀行をメインに使っていましたが、ATMの利用時間に制限があったり、休日は必ず手数料がかかったりと、使い勝手の悪さにストレスを感じることも。
そこで思い切って取り入れたのが「ネットバンク」でした。 今でこそ普及していますが、私が始めた頃はまだ利用者が少なく、「実店舗がないってなんだか不安……」という気持ちがありました。
しかし、実際に使ってみるとその利便性に感動!手数料がお得なのはもちろん、スマホひとつで完結する使いやすさは、最初に感じていた不安を吹き飛ばすほどでした。
ネットバンクはメインバンクとしてはもちろん、振込用やいざという時のサブバンクとしても優秀です。まだ実店舗の銀行だけを使っている方は、ぜひこの「手数料ゼロ」の快適さを体験してみてほしいです。
- 住信SBIネット銀行(2026年8月3日以降は「ドコモSMTBネット銀行」に名称変更します。)
- SBI新生銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
3. 経済圏を活用する

クレジットカードの見直しとセットで考えたいのが「経済圏」の意識です。
「このお店やサービスの支払いはこのカード」というように、利用するサービスを特定のグループにまとめることで、ポイント還元率はさらに跳ね上がります。
また、各経済圏が実施しているキャンペーンのチェックも欠かせません。「知っているか知らないか」だけで、もらえるポイントに大きな差が生まれます。
もちろん、すべてを完璧にこなそうとすると疲れてしまうので、「できるものから、なるべく取り入れる」というスタンスで臨むのが継続のコツです。まずは自分にとって身近な経済圏から、お得の波に乗っていきましょう。
経済圏とは?
経済圏とは、特定の企業が提供するサービス(スマホ、銀行、証券、ECサイト、クレジットカードなど)をまとめて利用することで、より高いポイント還元や特典を受けられる仕組みのことです。
例えば、銀行とクレジットカード、スマホ回線を同じグループに揃えるだけで、日常の買い物で貯まるポイントが数倍になることも珍しくありません。
| 経済圏 | メインのカード | メインの銀行・証券 | 主な特徴・メリット |
| 楽天経済圏 | 楽天カード | 楽天銀行 / 楽天証券 | 圧倒的なポイントの貯まりやすさ。 楽天市場での買い物が多い家庭に最適。 |
| Vポイント経済圏 | 三井住友カード | SBI新生銀行 / SBI証券 | コンビニや飲食店での還元率が高い。 新NISAでのクレカ積立にも非常に強い。 |
| イオン経済圏 | イオンカード | イオン銀行 | スーパーでの買い物が一番お得。 毎月20日・30日の5%OFFなど、食費節約に直結。 |
| au経済圏 | au PAY カード | auじぶん銀行 / 三菱eスマート証券 | 銀行の普通預金金利が非常に高い。 Pontaポイントが貯まり、KDDIユーザーに有利。 |
| ドコモ経済圏 | dカード | マネックス証券 | dポイントの利便性が高い。 通信料金との合算払いや、街中のお店での利用に強い。 |
4. 支出を洗い出す

家計管理といえば「家計簿」ですが、実は私、かなりの面倒くさがりで……。これまで何度も挑戦しましたが、どうしても続きませんでした。
そこで私が行き着いたのは、「完璧な家計簿はやめて、1年間の支出をざっと洗い出す」という方法です。
一度ざっくりとでも全体の支出を書き出してみると、「えっ、こんなに使ってたの?」という無駄な項目が必ず見えてきます。その無駄を一つひとつ削る「仕組み」さえ作ってしまえば、毎日ちまちまと家計簿をつけなくても、自然と家計は改善されていくんです。
資産形成の基本は、当然ながら「収入 - 支出 = プラス」の状態を維持すること。 まずは年間でいくら貯めるかという「目標金額」を決め、それを逆算して不要な支出を削減していきましょう。
「それでもやっぱり毎月の数字を把握したい!」という方には、マネーフォワードMEなどの家計簿アプリがおすすめです。クレジットカードや銀行口座を連携するだけで自動記録してくれるので、私のような面倒くさがり屋にはまさに救世主!
完璧を目指す必要はありません。まずは一度、今の支出を「見える化」して、自分に合ったペースで整えていきましょう。
5. 投資する

「ちょっとでもお得に」を意識して、行き着いた先が「株式投資」でした。
夫が始めたのをきっかけに私も興味を持ったのですが、当初は「投資=すごく危ないもの」というイメージが強かったです。「うまくいけば大儲け、失敗したら破産!」なんて想像をしていました。
でも、実際に勉強を始めてみると、借金をしてまで投資をする「信用取引」をしない限り、株で破産することはないと知りました。
最初のうちは、一回一回の取引にドキドキしていましたが(笑)、やっていくうちに「そんなに怖がるものではないんだな」と分かってきました。 むしろ、全世界の株などに分散投資する手法は、一時的な暴落はあっても、長期的には右肩上がりで成長し続けています。「イメージだけで決めつけるのではなく、正しい知識を学ぶこと」の大切さを痛感しました。
特に初心者の方におすすめの「インデックス投資」は、期間が長いほど複利の効果も大きくなるため、できるだけ早く始めるのが有利だと言われています。
もし「投資は怖い」と一歩踏み出せずにいるなら、まずはインデックス投資の本を一冊読むことから始めてみませんか?そして、自分のリスク許容度の範囲内で、無理のない少額からスタートしてみるのがおすすめです。
SBI証券(総合力No.1)
- 良さ: 口座数・商品ラインナップともに国内最大手。国内株式の売買手数料が無料。
- メリット: 三井住友カードでの「クレカ積立」でVポイントが効率よく貯まり、新NISAでの使い勝手も抜群です。迷ったらここ、と言われる安定感があります。
楽天証券(ポイントの使いやすさNo.1)
- 良さ: 楽天カードや楽天銀行を使っているなら、ポイント還元や金利アップの恩恵が最大級。
- メリット: 画面が見やすく、投資初心者にも直感的に使いやすいのが特徴。貯まった楽天ポイントをそのまま投資に回せる「ポイント投資」も魅力です。
マネックス証券(ドコモユーザーに最適)
- 良さ: NTTドコモとの連携が強化され、dポイントがザクザク貯まる。
- メリット: クレカ積立の還元率が高く、dカード利用者に非常に有利。また、米国株の銘柄分析ツールが非常に優秀で、中上級者になっても使い続けられる強みがあります。
三菱UFJ eスマート証券(銀行連携の安心感No.1)
- 良さ: 三菱UFJ銀行をメインバンクにしているなら、資金移動の手間がゼロで最もスムーズ。
- メリット: 三菱UFJカードでの積立でポイントが貯まり、Pontaポイントでの投資も可能です。大手銀行グループの圧倒的な信頼感があり、実店舗との連携サービスも充実しています。
松井証券(サポート・教育費準備に強い)
- 特徴: 一番の老舗で、ネット証券の中でもサポート体制が非常に手厚い。
- 良さ: 「最大1%貯まる投信残高ポイント還元サービス」が業界最高水準。また、未成年口座の優遇や投資信託の積立でポイントが貯まる仕組みがあり、将来の教育費に向けた長期積立にも非常に適しています。
6. 税金の知識を身につける

恥ずかしながら、私は投資を始めてからようやく「所得税が何%か」を初めて知りました。 毎月の給料からあんなに引かれていたなんて、お恥ずかしい話ですが全く無意識だったんです。
でも、投資を通じて税金を意識するようになり、節税について自ら調べるようになったのは、本当に大きな収穫でした。
節税の知識は、自分から主体的に動かない限り、誰も教えてくれません。「知らない人が、知らないうちに損をしてしまう」……今の日本は、そんな厳しい仕組みになっているのが現実です。 本来なら戻ってくるはずのお金も、自分で申告しなければ、そのまま国に多く払い続けていることになってしまいます。
わが家でも、以下のような制度をフル活用しています。
- iDeCo(イデコ): 老後資金を貯めながら所得税・住民税を減らせる
- ふるさと納税: 実質2,000円で全国の特産品を楽しみつつ節約
- 医療費控除: 家族の医療費がかさんだ時の強い味方
- 損益通算: 投資の利益と損失を相殺して、払いすぎた税金を取り戻す
「確定申告」と聞くと、昔は「難しくて自分には無理!」と思い込んでいました。 でも実際は、スマホひとつで驚くほど簡単にできるんです。特にマイナポータル連携を使えば、医療費なども自動入力できてしまう時代。
税金の話は一見難しそうですが、知るだけで手元に残るお金がガラリと変わります。最低限の知識を身につけることは、資産形成をする上で必須のスキルだと言えます。
7. 私が節約で意識していること

日常のちょっとした「買い物のコツ」も、資産形成には欠かせません。わが家で意識しているポイントをいくつかご紹介しますね。
- 「ブランド料」を考えて選ぶ: 同じ品質なら、広告費がかかっていないプライベートブランド(PB)を賢く選ぶ。
- コンビニは極力使わない: 最近の物価高もあり、コンビニ利用は「割高な支出」になりがち。
- 買い物はまとめて済ませる: 頻繁にお店に行くと、つい「ついで買い」をしてしまいがちだからです。
- 身の回りのものは「お気に入り」だけに: 物をミニマムにすると、一つひとつを大切にするようになります。
- 欲しいものは一度「寝かせる」: リストに入れて数日待つことで、衝動買いをぐっと減らせます。
格安SIMへの乗り換えや保険の見直しなど、固定費の削減ももちろん大切です。
でも、ここで一番お伝えしたいのは、「節約すること自体が目的にならないように」ということ。
特に、まだお子さんが小さいご家庭にとって、家族で過ごす時間はかけがえのないものです。今しかできない旅行や外食、体験には、ちゃんとお金を使う。
「削るべきところ」と「使うべきところ」のメリハリをつけること。 これこそが、家族の笑顔を守りながら1000万円という目標を楽しく達成する、一番の秘訣だと思っています。
まとめ
ここまでお伝えしてきた内容は、どれも特別な才能が必要なものではありません。
「一度だけ頑張って仕組みを作る」ことで、日々の努力に頼りすぎず、1000万円という大きな目標にたどり着くことができました。
最後にもう一度、大切なポイントを振り返ります。
- 「損をしない仕組み」を作る: クレカや銀行、固定費を見直して、自動でお金が残る流れを作る。
- 「知識」を武器にする: 投資や税金の仕組みを学び、正しく恐れず一歩踏み出す。
- 「メリハリ」を忘れない: 節約は手段であり、目的ではない。今しかできない家族の思い出には、笑顔でお金を使う。
1000万円貯めるまでの道のりは、決して短くはありません。でも、今日何か一つ行動を変えるだけで、数年後の景色は確実に変わります。
特に資産形成において、「早く始めること」は何よりも強い武器になります。 なるべく若いうちに、1日でも早く行動した人が、将来的に大きな恩恵を受けられるのは間違いありません。
知識を得るだけで終わってしまうのはもったいないです。まずは今日、この記事で紹介したことの中から、何か一つでも実践してみてください。


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