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高配当株は非効率?実際に投資してわかった4つのデメリットと高配当株を活用した投資戦略

不労所得という言葉に憧れて始めた高配当株投資。気づけば家計全体で年30万円を超える配当金額に到達していました。

配当金の権利確定後に買い足ししたものや増配したものもあるので、現在では36万(月換算3万)近くになっています。

配当金が振り込まれる喜びは今でも大好きですが、今の私のメイン戦略は**断然「インデックス投資」**です!

投資を始めたばかりの頃は「株=配当金(不労所得)」というイメージが強く、インデックス投資なんて地味でつまらない……とすら思っていました(笑)。しかし、勉強と実践を繰り返すうちに、運用の効率性や自分に合ったスタイルが少しずつ見えてきたんです。

もちろん、どちらにもメリット・デメリットがあり、どちらが良いかはその人の価値観によって異なります。ですが、実際に高配当株に投資してみて「なぜ非効率と言われるのか」を肌で実感した部分も多々ありました。

そこで本記事では、私が感じた高配当株の4つのデメリットと、それを踏まえた投資戦略について詳しく解説します。

目次

高配当株投資とインデックス投資の違い

ではまずは簡単に高配当株とインデックス投資の主な違いです。高配当株には高配当株系の投資信託やETF(上場投資信託)もありますが、我が家で投資しているのは主に個別株なので、それを元に解説します。

比較項目高配当株投資インデックス投資
主な目的今の生活を豊かにする(現金増)将来の資産を最大化する
収益の形定期的に振り込まれる配当金運用による資産残高の増加
買い時自分で判断(タイミングが重要)ドルコスト平均法(積立が基本)
分散のしやすさしにくい1本で分散される
手間・コスト銘柄分析や決算チェックが必要ほったらかしでOK
新NISA枠の効率再投資のたびに非課税枠を消費するファンド内で再投資され、枠を消費しない
向いている人現金のキャッシュフローが欲しい人複利効果を最大限に活かしたい方

最大の違いは、「定期的な現金収入」を得るか、「ファンド内での再投資」で資産を増やすかです。 さらに高配当株の場合は、どの銘柄を・いつ買うかといった判断を自分で行う必要があるため、インデックス投資に比べると少し知識と手間が必要になります。

実際に高配当株を購入して感じたメリットデメリット

メリット

高配当株投資の最大のメリットは、「定期的な副収入」が得られることです。 受け取った配当金の使い道は自由。さらなる資産拡大のために再投資してもいいですし、旅行や外食に使って「今の生活」を豊かにすることもできます。

インデックス投資は売却するまで利益が確定しませんが、配当金は受け取った時点で「確定利益」となるのが強みです。また、近年は高配当株への資金流入が続いており、株価そのものの上昇(キャピタルゲイン)も期待できる、非常に力強い投資対象となっています。

私自身、実際にいただいた配当金で子どもの通信教育費「1年分」を賄うことができました。 資産運用のおかげで、家計に負担をかけることなく子どもの教育費を準備できたことは、大きな安心感に繋がっています。

一方で、運用する上で知っておくべき「デメリット」もあります。我が家で実際に投資をしてみた経験をもとに、4つのポイントで解説します。

デメリット

1. 配当金は「毎月均等」には入ってこない

「年30万円超えの配当」といっても、それを12等分した金額(約3万円)が毎月のお小遣いとなるわけではありません。

多くの日本企業は配当の権利確定月が3月と9月に集中しているため、実際に入金されるのは6月と12月に偏ります。 銘柄を工夫して組み合わせれば分散も可能ですが、基本的には入金時期に波があるため、毎月の生活費に充てるような使い方は工夫が必要です。

2. 個別株という怖さ

現在は株価も絶好調で、我が家が保有している銘柄の中にはインデックス以上のパフォーマンスを出しているものも多くあります。しかし、これが将来も続く保証はありません。

特に下落局面では、信じられないスピードで資産が減ります。私は過去にコロナショック関税ショックを経験しましたが、あの時の下げ幅は凄まじいものでした。

また、高配当銘柄に絞ると「業種の偏り」が課題になります。意識して分散させないと、銀行・保険などの金融系や商社株ばかりになりがちです。

実際にわが家も、こうした業種が全体の約半分を占めているのが現状です。銘柄が違っても同じ業種であれば似たような値動きをすることが多いため、その業種全体が下落した際には、ポートフォリオ全体が大きなダメージを受けてしまいます。

3. 「買うタイミング」の判断が難しい

インデックス投資であれば、ドル・コスト平均法で淡々と積み立てるのが正解です。しかし、高配当株は「安く買う」ことが重要になるため、買い時を見極めるスキルが求められます。

タイミングを見誤ると、配当金をもらっても株価の下落分でトータル収支がマイナス(トントン)になってしまうリスクもあります。

4. インデックス投資との比較

ここが運用効率を左右する、最も重要な視点です。高配当株は「利益の出方」がインデックス投資とは異なるため、口座区分によって次のようなデメリットが生じます。

  • 特定口座(課税口座)の場合:配当のたびに「20.315%」が引かれる 特定口座で運用すると、配当金が支払われるたびに約20%の税金が源泉徴収されます。インデックス投資ならファンド内で税金を引かれずに再投資されるお金も、高配当株では受け取るたびに目減りしてしまうため、資産を増やすスピード(複利効果)はどうしても遅くなってしまいます。
  • NISA口座の場合:再投資で「非課税枠」を消費してしまう 「NISAなら非課税だから安心」と思われがちですが、落とし穴があります。受け取った配当金で再び株を買おうとすると、貴重なNISAの非課税枠を再び消費することになります。一方、インデックス投資は枠を消費せずに内部で自動再投資してくれるため、NISAの仕組みを最大限に活かせるのはインデックス投資だと言えます。

もちろん、株を買うタイミングや選ぶ銘柄によっては、高配当株の方が高いパフォーマンスを出すケースもあります。

しかし、税制面のメリットやNISA枠の最大限の活用という点で見れば、やはりインデックス投資は、より多くの人にとって合理的で、自信を持っておすすめできる選択肢だと言えるでしょう。

高配当株は「ダメ」なのか?ハイブリッド戦略のすすめ

これだけデメリットを挙げると「高配当株は避けるべき?」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。むしろ、我が家にとっては欠かせない存在です。

1. 「配当金」が投資のモチベーションになる

やはり、定期的にチャリンと入ってくる配当金は格別に嬉しいものです。たとえ株価が下落して含み損が出ている苦しい時期でも、「配当金がある」という事実は大きな投資のモチベーションにつながります。

2. インデックス投資にある「取り崩しの心理的ハードル」

インデックス投資で増えたお金を使おうと思ったら、資産を「取り崩す(売却する)」しかありません。しかし、手塩にかけて育ててきた資産を切り崩すのは、想像以上に心理的な壁が高いものです。「せっかく増えたのに減らしたくない」という抵抗感や、使いたいタイミングでたまたま暴落しているリスクもあります。

その点、高配当株なら「株本体(元本)」を売ることなく、配当金だけを自由に使うことができます。 効率の面ではインデックスに劣るかもしれませんが、精神的な支えになり、かつフレキシブルにお金を使えるメリットは非常に大きいです。

3. 今後の戦略:インデックスとの「二刀流」ハイブリッド

以上の理由から、我が家では今後もインデックス投資を軸にしつつ、高配当株も並行して運用する「ハイブリッド戦略」を続けていきます。

ただし、直近の株価上昇により、以前は「高配当」と呼ばれていた銘柄も、今の水準では利回りが下がって魅力が薄れているものも増えています。 焦って高値掴みをしないよう、「この銘柄がこの株価まで下がったら買う」という自分なりのルールを決めて、虎視眈々とチャンスを待つのが良さそうです。

高配当株デビューなら「単元未満株(1株投資)」がおすすめ!

「高配当株にチャレンジしたいけれど、大きな損はしたくない……」そんな初心者の方には、100株単位ではなく1株単位で買える単元未満株がおすすめです。

なぜ「100株単位」はハードルが高いのか?

例えば、100株で50万円する銘柄を購入したとします。もし株価が10%下落すると、それだけで5万円のマイナスです。また、1銘柄に集中投資していると、その企業の業績ひとつで資産全体が大きく左右されてしまいます。

単元未満株でリスクを分散する

その点、単元未満株を活用すれば、資金を賢く分散できます。

  • 時期を分散する: 一気に50万円分買うのではなく、10株ずつ時期をずらしてコツコツ買い足す(時間分散)。
  • 銘柄を分散する: 50万円で1銘柄買う代わりに、10万円ずつ5つの異なる銘柄に投資する。

このように投資先やタイミングを分けることで、特定の銘柄が暴落した時のダメージを最小限に抑え、精神的にも余裕を持って運用を続けることができます。

まとめ:自分に合った「心地よい投資」を見つけよう

高配当株投資は、決して「効率」だけでは測れない大きな魅力があります。

NISA枠の活用効率や資産形成のスピードを重視するなら、インデックス投資に軍配が上がるでしょう。しかし、日々の生活を豊かにしてくれる「配当金という現金収入」や、暴落時にも心の支えとなる「インデックスとの二刀流(ハイブリッド戦略)」は、長く投資を続けるための強力な武器になります。

これから高配当株を始める方は、まずは単元未満株を活用して、少額から「分散」と「買い時」を経験してみるのがおすすめです。

大切なのは、周りの意見に流されすぎず、自分の家計や性格に合った「心地よい投資スタイル」を確立すること。新NISAも活用しながら、インデックスで将来の資産を育てつつ、高配当株で今の生活に彩りを添えていきましょう!

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この記事を書いた人

未経験からのブログ運営・投資・家計管理について、自身の体験や学習内容をもとに情報をまとめています。
本記事は特定の収益や成果を保証するものではありません。

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